ダビデログ

日々徒然

イギリスに来て2ヶ月以上が経ちました。

2ヶ月も経つといろんなことが見えてくる。

 

まず、現地の学生はオンオフがしっかりしている。

昼間は図書館で黙々と勉強する彼ら。

その姿を見るとやはり名門校に来たのだなと感じさせられる。

ところが夜になるとその様子は一転。

彼らは内に秘めたる獣を最大限に外に撒き散らす。

後に残るのは綺麗に並べられた酒瓶たちである。

 

次に、日本の技術力の高さである。

日本は生活の中で起こりうるストレスの要因を極限まで排除しようとする。

全ては快適な生活のためだ。

しかし、この国にはそれほどの気概は感じられない。

食料品のフタ部分のビニール、うまく剥がれたのはこちらに来てからただの一度だけである。

日本にそのような会社が存在しようものならば、その会社は一日中クレームの電話への対応に追われることになるだろう。

 

また、この国にはウォシュレットが存在しない。

あのような便利で快適な装置が存在しないことは私にとってかなり衝撃的であった。

しかしこの国、手を乾かす機械(ハンドドライヤー)はダイソン製である。

これについては価値観の違いか、、

 

食に関しても、こだわりが感じられない。私自身イギリス料理はそこまでまずいとも思わないが、特に食べたいとも思わない。他の国の料理があればもちろんそちらを選ぶ。

なぜか。それはイギリス料理が極めてワンパターンであるからだ。

君がイギリス料理の中から何を選んだとしても、安心してくれ、そこにはジャガイモが存在する。

イギリス人のジャガイモに対する絶対的信頼感にはもはや宗教的信仰心すら感じさせられる。

 

以上ただただ愚痴を述べただけだが、いいところもある。多くの施設でワイファイが使用可能であるし緑は多い。ほとんどの店でクレジットカードが使用可能である。切符などについても同様。

 

素晴らしき我らが日本にあることを求めても仕方ないのであろう。足りないものを自分で埋めていこうとしたら、留学で得られるものとしてしばしば挙がる"自主性"は確かに身につきそうである。